予備用として「ロストボール」の持参を



 ショートゴルフ場もかなり本格的なコースが多いです。

 池越え、あごの高いバンカー、狭いフェアウェイに左右は林など、これは本格的なパー3コースといってもいいでしょう。

 中でも池超えのショートホールは、ティーショットをミスして池に落とした経験をした方は多いのではないでしょうか?

 かくいう私もその1人で、白井ゴルフ林間コースの2番ホールの池超えホールは何度ティーショットを池に落としたか分かりません。せっかく買ったばかりのニューボールもゴルフ場の池に貢ぐことはしたくないと思うのはみんな一緒のはずです。

 そういうときに役に立つのがロストボールで、中古ボールといっても最近のロストボールはかなり質が良く、その上結構安い値段でたくさん買えるので、コースによってはニューボールよりもロストボールの方が多い場合もあります。

 しかし、せっかくのニューボールを池に落とすよりも、こういう中古ボールで池越えのコースを狙ったほうが池に落としてしまっても「まあ中古ボールだからいいか」とあきらめもつきます。

 ゴルフボールを池に落とした瞬間、ボールの所有権はゴルフ場側になる。昔、池に落としたボールの所有権をめぐって裁判になったことがありました。最終的にはこの判断が確定したのです。

 ゴルフコースのキーパーも池ポチャには結構苦笑しているようで、白井ゴルフ場のエッセイには「池ポチャロストの考察と推定」という記事があります。池ポチャの多い私には頭が痛い内容になっていますが、コースをメンテナンスをしている現場の声は非常に参考になります。

この記事を読んでから、私は、ロストボールを多めに持ち歩くようになりました。どんなに上手いゴルファーでも保険はしっかりとかけているのです。

 中古ボールを予備に持つことで、ボール代の無駄な出費を抑えましょう。新品のボールを池に落として後悔しないためにも・・・。

(2010年8月2日)

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